まるわかり!フルリフォームの費用 ~リノベとの違いも徹底解説~

まるわかり!フルリフォームの費用 ~リノベとの違いも徹底解説~

全面的にリフォームして暮らしやすさを実現できるのがフルリフォームの最高のメリットですが、リフォーム箇所や広さによって相場が変わってくるので曖昧で分かりにくいですよね。

「立地がいいから費用を抑えて家をフルリフォームしたい!」
「マンションを買ったけど暮らしやすい間取りに変更したい…」

そんな方へ向けて、本記事ではフルリフォーム(全面リフォーム)について詳しくご紹介します。
費用相場やその後の固定資産税まで解説していますので、リフォームをご検討の方は参考にしてみてください。

憧れのフルリフォーム!実際やってみてどうですか?

経験者リフォーム
経験者
Eさん
生活環境がよくなりました。2階は部屋が2つでしたが、3つになり自分の部屋ができました。リフォーム前は隣の祖母の家でご飯やお風呂、トイレをすませていたので、1階には風呂やトイレを作り生活しやすくなりました。

1番良かったのは、築年数が古かったので、隙間風やネズミがいたり、足音が聞こえていました。ゴキブリもよくみましたが、見なくなりました。

2番目によかったのは寒さです。すごく寒がりなので、寒すぎる家が嫌でした。断熱材も古かったのでしょうか?建て直したことで、寒さや暑さに対して強くなりました。また、雨漏りもあったので、度々不自由していましたが、当たり前になくなったので嬉しかったです。
経験者リフォーム
経験者
Dさん
家の動線がいままではなんとなく使いにくかったのですが、フルリフォームで部屋の間取りをガッツリ変えることによって動線をうまく利用して生活ができているので、やってとってもよかったなと思いました!

予算別!相場費用を徹底比較!

予算別リフォーム内容まとめ

フルリフォームは基本的に目に見えるところをすべてリフォームするので、約500万円〜が費用相場になります。
築年数にもよりますが最低でも500万円ほどかかることは覚えておきましょう。

ここからは予算別にできるリフォームをまとめてご紹介します。
あくまでも目安なので、実際にリフォームする場合はきちんと確認しましょう。

500万円前後

約500万円でできるリフォーム例

500万円前後の場合、住宅を全面的にリフォームすることは難しく、水回り設備の交換や屋根、外壁塗装、クロスや床の張替えなど部分的な改修に限られます。

システムキッチンやトイレ、浴室などの水回り設備は商品のグレードにもよりますが、ベーシックなグレードであれば一通り交換できるでしょう。

また、LDKのみなどの一部の間取り変更であれば水回り設備交換と同時に予算内で施工ができる場合もあります。
例えば一部の壁を抜去してLDKを広げる間取り変更であれば約100万円ほどで可能です。

500万円前後でできる主なリフォーム内容と費用はこちらです。

リフォーム箇所 費用金額
キッチン 約100~150万円
浴室(ユニットバス)交換 約100~130万円
屋根の塗装・葺き替え 約80~150万円
床の交換 50,000円~100,000円
フローリング張り替え(20~25畳) 約80万円

バリアフリーにするため一部通路を広くしたり、引き戸に変更するなど部分的なリフォームも可能です。

1000万円前後

約1000万円でできるリフォーム例

1000万円前後であれば住宅の規模によっては全面リフォームが叶うこともあります。 戸建てならスケルトンリフォーム(※)も可能ですし、マンションであれば全体的な間取り変更などフルリノベーションが行えるでしょう。
※躯体(基礎や柱など)を残して内装・設備などを全面的に作り替えるリフォームのこと

亀田 融監修者:
1級建築
施工管理
技士
亀田 融
ただし延べ床面積が大きな(30坪以上)戸建てや耐震補強が必要な戸建て、シロアリ被害・雨漏りなどが発生していて補修が必要な戸建ての場合には、1,000万円ではリフォームできないことがあります。

また、戸建てを二世帯住宅化することもできるかもしれません。
間取り変更+水回り設備の追加設置+断熱・防音対策くらいの内容であれば800~1000万円ほどで叶えることができます。
1000万円ほどの予算で完全分離型への変更は難しいかもしれませんが、住宅の一部を共有するような形であれば実現可能でしょう。

既に今ある住宅で満足していて住宅設備をアップグレードしたいのであれば、太陽光パネルや蓄電池の設置をすることで今より高性能な住宅にできますね。

1000万円前後でできるリフォーム内容は修繕箇所によって自治体の補助金を受けられることがあります。 特に二世帯住宅へのリフォームや太陽光発電システムの導入は補助金制度を設けている自治体が多いので、しっかり確認しておきましょう。

1000万円前後でできる主なリフォーム内容と費用はこちらです。

リフォーム箇所 費用金額
キッチン増設 約80~150万円
ユニットバス新設+給排水工事 約120~200万円
間取り変更(既存の壁を解体・新設) 約100~300万円
内装リフォーム二世帯分(※) 約150~300万円
世帯間の防音・断熱工事 約50~150万円

※内装リフォーム(床・壁・天井の張り替え)

1500万円前後

約1500万円でできるリフォーム例

1500万円ほどの予算があれば大規模なリフォームが可能です。
スケルトンリフォームだけでなく、建替えも選択肢のひとつになるでしょう。

間取り変更やクロスの張り替えなどの単一的なものだけでなく、内装をフルリフォームしながらキッチンをよりハイグレードな設備に交換したり、家の性能向上も見込んでリフォームできます。
デザイン重視のリフォームや完全分離型の二世帯住宅化も可能です。

この予算なら全体的なリフォームと併せて構造補強もできますし、同時に外装工事もできるでしょう。

マンションであればスケルトンリフォームが叶う予算です。
デザイン性を重視したタイルや無垢材への変更、海外製の食洗器を導入するなど、暮らしやすくなるハイグレードな設備を整えられます。

また、住宅とは別で新規事業などのために事務所を構えるなどの住宅以外の選択肢も選べます。
戸建てであれば1階部分を事務所にして玄関・水回り・空調などを住宅部分と分離させるリフォームも可能です。

予算1500万円前後でできる具体的なリフォーム内容と費用はこちらです。

リフォーム項目 リフォームできる内容 費用金額
解体・構造補強 壁・床・天井撤去、耐震補強、基礎補修 約200~300万円
水回り交換 キッチン・風呂・洗面・トイレ(すべて最新設備) 約300~400万円
断熱・窓工事 壁・天井・床の断熱材+断熱サッシ・内窓 約150~200万円
内装仕上げ フローリング、クロス、収納、建具など 約300万円
設備更新 給湯器、電気・ガス配線、分電盤、LED照明 約150~200万円
外装工事 屋根・外装の塗装または張替え 約200~300万円

このように、最新の設備を導入するなどして新築住宅に近い見た目にリフォームすることができます。

亀田 融監修者:
1級建築
施工管理
技士
亀田 融
1,500万円の予算があれば、戸建てでもマンションでもスケルトンリフォームが可能で、住まいの機能性やデザインを一新することができます。

気になる予算について、経験者からアドバイス!

経験者リフォーム
経験者
Eさん
予算については、依頼する業者にしっかり伝えることが大事です!
やるべきことは事前にどれだけ話し合いができるかですね。(打合せが肝かなと。)
希望に見合わなければ他の選択肢も沢山あるかなと思うので…
あとは自分の譲れる部分と譲れない部分を線引きできるといいかなと思います!

築年数に注意!気を付けたいポイント

大規模なフルリフォームで注意すべきポイントは2つあり、ひとつは築年数です。 もっと分かりやすく簡単に説明すると、フルリフォームしたい住宅が現在の耐震基準に対応しているかどうかが大きなポイントです。

1981年(昭和56年)以前に建てられている木造住宅は現在の耐震基準を満たしていないことが多く、全面リフォームする際には現在の耐震基準を満たすために約150~200万円ほど追加で耐震補強工事費用がかかることもあります。

1981年(昭和56年)以前の耐震基準は”旧耐震基準”、それ以降の耐震基準は”新耐震基準”といわれています。それぞれ耐えうる震度が異なり、旧耐震基準では震度5強程度、新耐震基準では震度6強から震度7と基準が設けられています。

2025年現在は「耐震等級」という耐震性能を分かりやすく示した基準があります。
耐震等級は3段階に分かれていて、数字が大きくなれば耐震性能が高いとされており、「長期優良住宅」として認定されるためには耐震等級2以上が条件とされています。
その場合は地震保険料の割引や減税、補助金の交付など優遇措置が多くあるので、お住まいの自治体や国の補助金制度を確認しておきましょう。

耐震等級とは

もうひとつの注意すべきポイントはリフォーム工事期間の仮住まいです。

フルリフォームでは天井や床の全撤去をする場合が多く、居住できなくなることがほとんどです。工事のために水道・ガス・電気を一時的に止めることもあるので、仮住まいの用意は必須と言えるでしょう。

住宅内の一部を改修する小規模なリフォームでも、粉じんや騒音が多く、とくに子どもや高齢者のいる世帯では生活環境は良いとは言えません。 そういった面でも安全性の確保のため仮住まいを考えておくことは大切です。

リフォームの規模によって工事期間が変わるので、仮住まいの期間の目安をみてみましょう。また、天候の変化や職人・材料の確保、資材遅れなどで期間は前後します。

リフォーム規模(内容) 仮住まい期間の目安
水回りのみなどの小規模なリフォーム 約1~2週間ほど
間取り変更+内装などの中規模なリフォーム 約1~2ヵ月ほど
スケルトンリフォームなどの大規模なリフォーム 約2~4ヵ月ほど

このように小規模な1〜2週間程度のリフォームであれば居住可能な場合もありますが、中規模〜大規模なリフォームの場合は工事期間が長く、やはり仮住まいの確保が必要です。

賃貸を個人で短期契約したりウィークリーマンションを借りたりすることもできますが、なかには少ないながらも仮住まいを用意しているリフォーム業者もあります。

引っ越しや家財道具の置き場所も必要になるので、トランクルームの利用を考えてもいいかもしれませんね。
近くに親族や知人がいて頼れる場合は費用を抑えられますが、謝礼など感謝を伝えられるものを用意しておくことでスムーズに進められるでしょう。

前述したように子どもや高齢者のいる世帯はもちろんですが、ペットを飼っている方はとりわけ個人で賃貸物件を探しても見つかりにくく難しいことがほとんどかと思います。 ペットを家族に迎えている方はリフォームを検討すると同時に短期で借りられる物件を探しておくことがおすすめです。

ここまでフルリフォームについてご紹介してきましたが、スケルトンリフォームや建替え、リノベーションなど専門用語が多く、「なにが違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃることと思います。
ここで改めてそれぞれの違いをまとめてご紹介しますので、ご自宅をリフォームされる際の参考にされてみてください。

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建替えとの違いは?リノベとリフォームの違いを徹底解説!

建替えとの違いは?リノベとリフォームの違いを徹底解説!

※表では建て替えを新築同様に再建築となっていますが、建て替えは既存住宅を全て解体撤去して新築することで、リフォームとは別のものです。

まずは本記事の最初に書いてあるフルリフォーム。
文字通り全面的なリフォームを意味していますが、躯体を残すフルリフォームスケルトンリフォームとは別に躯体からすべて解体して新築する建て替えがあります。
それぞれの違いについて分かりやすくまとめてみました。

躯体を残す → スケルトンリフォーム

基礎・柱・梁など住宅を支える構造部分を残し、主に内装や外装・設備をリフォームすることを指します。
マンションのリフォームを想像すると分かりやすいと思います。マンションの一室をリフォームする場合、基礎や構造躯体は解体できません。
基本的に設備や内装を新しくして暮らしやすさを求めることがメインです。

躯体からすべて替える → 建替え

こちらは住宅をすべて解体し、主にいちからすべてを建て直すことを意味します。 既存住宅をすべて解体し、同じ土地に新しく住宅を建てます。建築の自由度が高く、二世帯住宅にしたり1階部分で開業したりなど、目的も多岐にわたります。

リフォームとリノベーションの違い

近年、「リノベーション」という単語をよく耳にしませんか?
実は「リノベーション」と「リフォーム」はほとんど同じ意味のことばです。ではなぜ使い分けされているのか。それには明確な理由があります。

リフォームとリノベーションの大きな差は「目的」「範囲」「手法」にあります。 これから詳しく解説していきます。

リフォームとは

リフォームは原状回復や修繕、古くなった部分の交換や修理がメインです。
壁紙の張替えや浴室の交換など、元の形に近いまま暮らしやすくします。費用も比較的安価であることがポイントです。
外壁の再塗装や屋根の防水補修が分かりやすい例ですね。

リノベーションとは

比べてリノベーションはライフスタイルに合わせて住宅を最適化することをメインにしています。
間仕切り壁を撤去してマンションでも戸建てのような広いLDKに変更したり、住宅全体のデザインをまったく新しい状態にしたりします。断熱や防音など住宅の性能向上を求める方に向いているのがリノベーションです。

3DKの間取りを広々使える1LDKに変更するなど、雰囲気をがらりとかえることで住宅の価値を再構築できるところがポイントで、まさに”再設計”に近いため費用もリフォームよりかかりやすくなります。

亀田 融監修者:
1級建築
施工管理
技士
亀田 融
リフォームとリノベーションに明確な違いはありませんが、一般的には老朽化した居住設備を新築時に近い状態に近づけることをリフォームといい、既存の住宅に改修を加えて、現状よりも性能を高めて建物の資産価値を向上させることをリノベーションといいます。
したがってリノベーションの方が工事規模が大きくなります。

違いについて解説してみましたが、では実際にフルリフォームに向いているのはどんな住宅、どんな方なのか?
次の項目で具体的にご紹介します。

フルリフォームってどんな人に向いている?

フルリフォームがおすすめな人

「親が持っている土地に建つ家を一新したい」
「今ある家の設備を新しいものに交換しながら間取りを変えてもっと暮らしやすくしたい」

そんなお悩みをお持ちの方におすすめしたいのがフルリフォームです。
また、住宅自体の修繕ではなく太陽光発電システムなどの最新の設備を導入したい、など部分的な改修を考えている方にも向いています。
耐震性・断熱性の向上を目指すリフォームも良いですね。

経験者リフォーム
経験者
Sさん
我が家は築20年超えてリフォームしました。よくある昔の家で半分洋室半分和室で仕切られてる間取りでしたが、キッチンの幅の狭さと、和室の間仕切りとふすまを無くしたく、最近の家のような広いリビングになり、ずっと気になっていた柱も取れ、とても満足です!

ではリフォームをすることでどんなメリットが得られるのか、詳しくご紹介します。

一番のメリットは固定資産税です。
毎年支払わないといけない税金はすこしでも節約しておきたいですよね。
小規模なリフォームであれば住宅の固定資産税が変わらないことがほとんどです。 とくに太陽光発電システムの導入は補助金を受けつつ固定資産税を抑えられるので、お財布にもエコで優しいリフォームになっています。

しかし、ここでも気を付けてほしい注意点があります。
リフォーム内容によっては固定資産税の見直し調査が入ることもある、という点です。 特に住宅の価値が高くなるリフォームの場合は調査が入りやすくなります。

以下、リフォーム時に固定資産税の見直し調査が入るケースをご紹介します。

リフォーム例 リフォームの詳しい内容
増築・床面積の拡張 離れの建築、部屋の増設など
建物の構造変更 木造 → 鉄骨、平屋 → 2階建てなど
耐震補強工事 鉄骨補強・構造壁の増設
スケルトンリフォーム 壁・床・天井・配管をすべて一新
高額な設備更新 浴室・キッチン・冷暖房のハイグレード化
玄関の増設・二世帯化 完全分離型へ変更した場合など

このように大規模なフルリフォームやハイグレードな住宅設備に変更するフルリノベーションは対象になりやすいです。

ただ、前述したように太陽光発電システムの導入などの一定のリフォームでは減税・軽減措置を受けられることがあります。
こういった補助を受けられる例ものせておくので、リフォームの参考にしてみてくださいね。

内容 減税制度 条件例
耐震リフォーム 1年間 固定資産税1/2減額 1981年(昭和56年)以前の建物など
バリアフリーリフォーム 1年間 固定資産税1/3減額 高齢者等の居住者が対象
省エネリフォーム 1年間 固定資産税1/3減額 二重サッシ・断熱材の設置など

※詳しくはお住まい市区町村役所の資産税課に相談しましょう。

まとめ

今の立地のまま暮らしやすさをアップデートできるのがフルリフォームです。
キッチン、お風呂、リビングだけでなく耐震性や断熱性の向上も見込めるので、場所を住みかえることなく快適で安全な家づくりができます。

それぞれ細かい分野まで掘り下げてみましたがいかがでしたでしょうか。
フルリフォームだけでなく、部分的なリフォームを検討されている方へ向けて、少しでもリフォームについて参考になれば幸いです。

亀田 融監修者:
1級建築
施工管理
技士
亀田 融
フルリフォーム(全面リフォーム)とリノベーションには明確な違いはありませんが、フルリフォームが新築に近い状態に戻すことであるのに対して、リノベーションは単に新築時の状態に戻すだけでなく、より付加価値の高い住宅にリフォームするといった意味合いで使われることが多いようです。
そしていずれの場合であってもリフォームの目的を事前に明確にしておくことが大切です。

またリフォームを計画しているとついあれもこれもとなってコストが膨らみがちですが、妥協できる点と妥協できない点を決めることが必要になります。

部分リフォームで済ますのか、フルリフォームにするのか、リノベーションにするのかといった計画は事前にしっかりと押さえておきましょう。
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亀田 融
匠住宅診断サービス 代表
1級建築施工管理技士、JSHI公認ホームインスペクター

東証一部上場企業グループの住宅会社に現場監督、住宅リフォーム事業の責任者として約33年間勤務した後に、2015年10月よりホームインスペクション(住宅診断)の専門会社を立ち上げて自ら運営すると共に、小規模リフォーム会社の顧問として活動中。

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