パントリーリフォーム完全ガイド|費用相場・施工例・使いやすい間取りを徹底解説!

パントリーとは?リフォームで人気が高まる理由

「キッチンがごちゃつく」「食材をストックする場所がない」など、収納に悩む住宅で最近人気が上がっている“パントリー”。 実際にSNSなど新築住宅でよく見かけるパントリーは、キッチン周りの食品や調理器具、日用品をまとめて収納するための専用として役立っています。

食料品庫と呼ばれることもあり、常温保存できる食品やキッチン用品のストック、災害時の備蓄品などを整理して保管する場所として使われることも多いです。 最近ではリフォームでパントリーを後付けするケースも増えており、その人気の高さがうかがえますね。

本記事ではパントリーを後付けしたいとお考えの方へ向けて、実際の費用相場・間取りの工夫・実例・施工の流れまで徹底解説していきます。 パントリーは収納する物の種類や目的に応じて、広さなどの目安が変わってきます。

具体的な例を参考に、ご自宅に合うパントリーがどんなものか考えてみませんか?

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そもそもパントリーって?役割と種類を分類して解説

前述した通り、パントリーとは食材や生活用品をまとめて収納するスペースのことを指します。 収納する物の内容を見てみると、キッチンの近くや隣に設置されることが多い反面、洗面周りや衣服収納とあわせて作業スペースのように使いたいという声も。

そこで、用途に合わせて使えるよう、リフォームが可能なパントリーの形を4種類に絞ってご紹介していきます。


壁面収納型

最も手軽で人気の高いパントリーリフォームが、壁面収納型です。

キッチンやダイニングの壁面を利用して棚を作り収納する形で、固定棚のパターンも可動式の棚パターンもあります。 DIYやSNSでもよく見かけるものも、壁面収納型であることがほとんどです。

狭いスペースでも作りやすく、リフォームしやすいのが最大の魅力とも言えますね。

扉と付けると生活感を隠すこともできますが、オープン収納のままロールカーテンを付けたりレースカーテンで空間を仕切ったりする方法も人気になっています。

大工のおっちゃん工房 監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士
壁面に設置する場合は、あまり高い箇所までつけてしまうと、掃除やしまい忘れ等がおきて、賞味期限過ぎちゃう事もあります 高い所まで段数をつけたい時は、透明のアクリル板で下からも何があるかわかるようにしたほうがいいかもしれません。
💡パントリーの設置場所次第では日光が当たらず湿気がこもることも多くあります。 食材を収納する場合は、換気などで湿気対策を怠らないようにしておきましょう。

スライド型

スライド型は狭い壁面や20〜30cm程のスペース幅にも設置できる形のひとつで、収納を作りたいけど場所がない、という方におすすめです。

棚にスライドレールをつけるためキッチン家電は置けないことが多く、耐荷重に気を付けなければなりませんが、調味料や飲料・缶詰などのストックを置く場所として適しています。

また、奥行きがあれば省スペースで大容量の収納場所を作ることもできるところや、必要なものをスライドレールを引くだけのワンアクションで取り出せる点も便利です。

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スライドレールは閉まる直前にゆっくりになるダンパー付きレールにすると、バタン感がなくて、中のものも倒れないので便利ですよ。
💡こちらの形も壁型と同じく、奥行きがあるぶん湿気対策はしっかり考えておく必要があります。 冷蔵庫横など、壁と家電の間であれば通気穴のある板で施工するのもいいかもしれませんね。

カウンター下型

対面キッチンのカウンター下やダイニングカウンター下に設置するものをカウンター下型と表します。 奥行きが浅いこともありますが、面を比較的広くとることができます。

後付けのパントリーでもインテリアとの調和がとりやすく、リフォームをする際は壁を壊さずに施工できることもメリットのひとつですね。

「見せる収納」としても活躍させることができますし、キッチンカウンター下に作って観音開きの扉を付ければ、キッチン用品に限らずリビングで使う消耗品を収納することもできます。 ライティングレールを上部につけると収納も見やすく便利です。

また、生活の中で普段目にする場所なので掃除もしやすく、湿気対策もほどほどで済むので管理が楽であるところもポイントのひとつです。


階段下型

階段下の斜めになっているデッドスペースを活かすことができるのが階段下型の強みです。 キッチンやダイニングが階段付近にある家であれば、家事動線を妨げずに収納力をアップできるのが魅力ですね。

普段使われていない階段下スペースを有効活用できるのはもちろん、見せない収納として生活感を隠したまま収納を増やすことができるのは最大のメリットと言えます。

奥行きがあり換気がしにくい場所になるので湿気対策は必須になりますが、冷暗所なので保存食や防災グッズ置き場として適しています。

大工のおっちゃん工房 監修者:
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階段下は階段の作りや構造上、思ったより狭い場合があります。 また、軋み防止の爪が入っている場合はDIYより大工さんにやってもらった方がいいですよ。

リフォームでパントリーを作るメリットとデメリット・特徴まとめ

ここまで人気の4種類のパントリーをご紹介しましたが、それぞれどのような物の保管に適していて、どのようなメリットデメリットがあるのかが気になりますよね。

種類 壁面収納型 スライド型 カウンター下型 階段下型
収納量
生活感を隠せるか
コスト 低い 普通 普通 高い
特徴 壁に可動棚や造作棚を設置するタイプ 冷蔵庫横などの隙間に設置するスリム収納 キッチンカウンター下やダイニング側に設置 階段下のデッドスペースを収納に改装
メリット 施工が早く費用が安い/棚の高さを自由に調整できる/狭い場所にも設置可 デッドスペースを有効活用/取り出しやすく整理しやすい/DIY設置も可能 空間を広げず収納力をUP/リビング側からも使える/見せる収納にもできる 使っていない空間を活用できる/収納量が多く隠し収納に最適/冷暗所としても利用可
デメリット 扉がないと中が見えやすい/日光やホコリ対策が必要 収納量は少なめ/重い物の収納には不向き 奥行が浅く大型食品は入らない/配線やコンセント位置に注意 天井が低く形が不規則/湿気・換気対策が必要

これまでの特徴をおさえていくと、
生活感を抑えたい場合は「カウンター下型」または「階段下型」が最適
コスパ重視・スピード重視なら「壁面収納型」
隙間活用・省スペース対応なら「スライド型(幅狭タイプ)」がベスト、ということが分かりますね。

コスパも重視したいけど見た目が気になる、という方には扉・ロールスクリーン・引き戸などの目隠しを組み合わせる方法がおすすめです。


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パントリーリフォームの費用相場と施工期間

ここまで特徴やメリットデメリットをご紹介してきましたが、どの形が家に適しているか分かれば次に気になるのは「どれくらいの費用、工期が必要になるのか」ではないでしょうか?

では実際にこれらのパントリーを増設やリフォームで実現させる場合、具体的にどれくらいの費用がかかるのか、完成までの工期目安について解説していきます。

費用相場の目安

一般的には壁面収納型のパントリーがコストを抑えやすい傾向にありますが、その幅の広さによっては完全にコストが低くなるとは言えません。

階段下にパントリー収納を作る場合は、奥行きの広さや暗さから、照明や高低差に対応させるための費用がかかることもあります。

以下に4種類それぞれにかかる費用と、その主な内訳・工期についてまとめてみました。

種類 壁面収納型 スライド型 カウンター下型 階段下型
費用目安 約10〜30万円 約5〜20万円 約10〜40万円 約15〜50万円
主な内訳 可動棚または造作棚の設置/下地補強/塗装やクロス補修費 スリムスライド収納本体/取付工事(壁の下地固定や補強など) 収納棚 or 引き出しの造作/扉・取っ手・仕上げ材/カウンター補強 内部棚板・造作壁/照明・換気扇・扉/湿気防止加工
工期 約1〜2日 約半日〜1日 約2〜4日 約3〜7日

省スペースな階段下型パントリーとカウンター下型に費用と工期が比較的長くかかるのは、 その空間の狭さや換気のしにくさにあります。 天井が斜めになっている階段下は、既製品ではぴったりのサイズが見つかりにくく 造作棚になりやすい傾向があります。

また、換気のための穴を開けることも難しいので、生活感を隠すための扉を付ける場合は 壁紙を機能性のものに張り替えるなどの工夫も必要です。 暗い空間に照明を付けるため、電気配線が通っていない場合は 別途工事が追加になる可能性もあるでしょう。

カウンター下型のパントリーも同様で、 既製品では収納場所を増やすことが難しく造作棚になりやすいです。

「見せる収納」よりも「隠す収納」に重点を置く場合は 特に扉をつけるパターンも多くあります。 その場合はリビングの雰囲気に合わせたカラーや素材が必要になるため、 壁面収納型やスライド型に比べるとやや高額になることもあるでしょう。

「なるべく費用は抑えて収納を増やしたい」── そういったお悩みを解消すべく、 次項ではどのようにすれば費用が抑えられるかをご紹介いたします。

収納を増やしてコストを減らす!施工費用を抑えるポイント

パントリーを作るにあたって費用を抑えられるポイントは主に5つあります。 どのようにしたら節約できるのか、5つの項目について詳しく解説していきましょう。

①造作よりも「既製品」「設置」で考えてみる

フルオーダーになる造作は、職人の手間代が高いので費用がかかってしまいます。 材料費よりも人件費が高くついている場合も。

IKEA・無印良品・ニトリなどの既成収納ユニットで出来る幅や大きさでパントリーを考えることもひとつのポイントです。 この方法であれば、施工費を半分以下に抑えられることもあります。

どうしても既製品ではサイズが合わない場合は、ホームセンターなどで木材をオーダーサイズに切ってもらうこともできます。 バリ削りや塗装(扉や棚のシール張り)を自分たちで行う必要がありますが、 そのぶんこだわった素材やイメージ、雰囲気に近づけることができるのもメリットのひとつと言えます。

大工のおっちゃん工房 監修者:
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パントリーの設計は、できれば1つに集中して作り、その箇所にどれだけ収納できるかを考えて作る計画を立てた方が効率的です。 あちこちに色々作ったり、1か所に纏めるのも、何でもかんでもという設計はかえって非効率になりやすいので、注意しましょう。

②クロスや床を張り替えない

目に見えない部分の仕上げを簡素化する方法もコストを抑えるひとつのポイントです。

特に壁面収納など、「見える収納」は収納自体の周辺や背面をどのように施工するかで 大きく費用が変わってきます。

背面の素材を塗装仕上げにしたり、化粧ボード1枚にするだけでも十分きれいに見えるので、 デザイン性よりも実用性を重視する方へおすすめのコスト削減方法です。


③棚の素材は賢く選ぶ

棚の素材と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか? 床の張替えでも登場した無垢材も棚板として使われることがあります。

そしてホームセンターなどでよくみかける棚板はほとんどが集成材です。 集成材は小さな木材(挽き板)で出来たもので比較的安く強度もそれなりにあります。

さまざまな木材が合さったものだからこそ、木材特有の反りや割れが少ない万能タイプで DIYでもよく使われているものです。

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集成材でも1㎝程度の薄い板は、湿気や重みでよじれなど変形する場合があります。 購入の際は、係りの人に、これぐらいのものを置く、というように説明して購入しましょう。

金属でできたスチール製のラックや棚も量販店でよく見かけますね。 通気性もよく耐荷重も高いので日常使いにはぴったりの素材です。 しかし見た目が無骨で生活感が出やすいデメリットもあります。

もうひとつオススメなのがメラミン化粧板です。 パッとこの単語を見てどんな木材なのか想像つきにくい方は、市販3段ボックスの棚板を思い浮かべてみてください。

湿気にも強く、色柄のバリエーションが豊富であることから人気も高い傾向にあります。 水・油・汚れ・熱にも強く、水拭きのみで汚れが落ちる場合がほとんどで、高価なものではありません。

収納を増やしたいけどデザインにこだわりたい、という方におすすめです。

素材によっては中が空洞になっていて、カットが出来ない場合もあります。 製品として縦横の寸法を確認して、なるべくカットしない方向で考えた方がいいですね。


ここで挙げた4種類の棚素材を、耐久性/湿気・汚れ耐性/コスト、の3項目で分類してみましょう。

素材 耐久性 湿気・汚れ耐性 コスト
無垢材 ×(高価)
集成材 〇~◎
スチール製
メラミン化粧板

上記でご説明したそれぞれの特徴とこの比較表を照らし合わせると、 4種類の棚板がどんな収納/パントリーに向いた素材なのかが分かりやすくなりますね。


④電気工事はなるべく減らす

電気配線の工事が施工内容に入ると約1万〜3万円ほどかかることがほとんどです。

暗い階段下型パントリーは照明を付けるほうが使いやすく便利になりますが、 階段下型のパントリーはそもそもコストが高い傾向にあるので、節約できる部分は削りたいと考える方も少なくないことでしょう。

そこでおすすめしたいのが電池式/USB充電式のLEDライトです。 これはDIYで取り付けることも簡単ですし、収納のどこを明るく見えるようにしたいかを細かく調節できるので賢いコスト削減方法になります。


⑤小規模リフォーム会社の依頼/見積り比較

大手リフォーム会社に依頼する場合、施工するのはその会社の下請け企業になることがほとんどです。 そうなると中間マージン料が発生してしまい費用もかかってしまいます。

引っ越したばかりの方や単身の方はハードルが高い選択肢になりますが、 地元の工務店や個人施工業者に「棚だけ設置」を依頼すれば約20%〜30%ほど費用が安くなるケースもあるんです。

大手リフォーム会社に依頼したいけどコストを抑えたい、という方は 複数社に見積りを依頼して、相見積もりをしてみましょう。 比較することで施工内容にかかる費用の差や素材単価の差を知ることができます。


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パントリーをリフォームで作るときの間取りアイデアと実例紹介|暮らしが変わる収納


事例① 狭いキッチンでも“見せない収納”に成功

施工概要
  • 施工内容:キッチン裏の廊下側の壁をくり抜き、奥行40cmの可動棚を造作
  • 施工費用:約20万~35万円(可動棚+扉造作+クロス補修込み)
  • 施工期間:約2日~4日

💡扉をつけて生活感を隠しつつ、ストック食材・調味料・キッチン家電をすっきり収納

コスパが最も高く、マンションや狭小住宅でもできるパントリー例です。 後付けでも対応しやすく、キッチン背面や廊下側の壁を活かすため、 最小限の工事で済むところもおすすめポイントのひとつです。

事例② 家族4人分の食材をまとめるウォークインパントリー

施工概要
  • 施工内容:キッチン横の空間を確保し、回遊動線のあるウォークインタイプを新設
  • 施工費用:約50万〜100万円(間仕切り壁+棚造作+照明+床材工事含む)
  • 施工期間:約5日〜10日

💡片側に食品、もう片側に日用品を収納して、まとめ買い派の家庭にも対応可能

約2畳のスペースで回遊動線を確保しながら暮らしやすさも同時に叶えられる、理想的なパントリー収納です。 食品・飲料・防災ストックが一目で把握できるようになるので、買い置きの管理がラクになります。

ムダ買いや在庫切れ防止もできてストック家電も収まってキッチンまわりが常にすっきりして見えるので、 生活感を見せたくない方や動線重視で広めのスペースを確保できる住宅の方におすすめの形です。

事例③ 洗面横にパントリーを設けて家事効率アップ

施工概要
  • 施工内容:洗面室横にあるデッドスペースを活用し、食品+日用品の兼用パントリーを設置
  • 施工費用:約15万~40万円(棚造作+換気・照明・扉設置など)
  • 施工期間:約2日〜5日

💡タオル・洗剤・ティッシュ・非常食などを一元管理することで、家事動線を短縮

洗濯・掃除・買い物補充がすべて1か所で完結できるこのパントリーの形は、省スペースながらとても優秀なものです。 朝の支度時間が短縮され、洗濯から畳んで片付けるまでの生活導線も短くなります。

洗面付近に設置するため湿気対策は必須事項になりますが、対策さえすれば同時に防カビ・防臭効果も得られる一石三鳥の優れモノです。 湿気に強いメラミン化粧板やスチール製の棚を賢く使うと長持ちしやすくなるでしょう。

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施工の流れ|パントリーリフォームの進め方

では実際にパントリーを増設・新設する場合、どのような流れで進んでいくのかを確認していきましょう。 リフォームの流れを事前に把握しておけば、費用や工期の目安もつかみやすくなります。

スムーズに進めていくためにも、ひとつひとつのステップを抑えておくことも大切です。

① 収納量・動線をシミュレーション

まずは「何をどのくらい収納したいか」をリストアップしましょう。 食品・日用品・家電・防災グッズなどを分類すると、 必要な棚の奥行きや高さが明確になり、業者へ依頼するときにもスムーズに打ち合わせが進みます。

💡チェックしておくと便利な4項目
  1. よく使う食材や調味料のストック量/ストック品の購入頻度
  2. ホットプレートなどの”使用頻度は低いが大きい家電”の数とサイズ
  3. 身長に合わせた取り出しやすい高さ(腰〜目の位置が使いやすい)
  4. ゴミ箱・掃除用品などを一緒に収納するか(生活感を隠すかどうか)

② リフォーム会社に相談・現地調査

次に、希望する場所が構造的にパントリー化できるかどうかを確認します。 信頼できるリフォーム会社や工務店に現地調査を依頼しましょう。

現地調査では主に以下の4点を確認します。

現地調査で確認する4項目
  1. 壁の構造(くり抜けるかどうか、柱や配線の位置)
  2. 床の下地強度(棚やストック品の重さに耐えられるかどうか)
  3. 湿気・通気の状況(特に階段下や洗面近くの水回りや冷暗所)
  4. コンセント位置・照明配線の有無

💡最低でも2〜3社に現地調査と見積もりを依頼して、 プランの方向性と価格感を比較しましょう。

また、パントリー内の収納イメージを共有することも大切です。 写真やSNSなどで実例を見せたり、棚板の素材を相談してみたり、 「見せる収納」か「隠す収納」かを伝えることで業者側も考えやすくなります。

③ 見積もり・プラン比較

現地調査の後、各社から見積もりと提案プランが届きます。 この段階で、費用だけでなく「使い勝手」や「将来性」を含めて比較検討しましょう。

どの項目を比較すべきか分からない方へ向けて、チェックすべき5項目をご紹介します。

チェックすべき5項目
  1. 費用内訳:棚造作・材料費・電気工事・クロス補修などが分かれているか
  2. 素材・仕様:棚の素材・扉の有無・換気設備の有無など
  3. デザイン性:既存キッチンや内装との調和(色味や質感など)
  4. メンテナンス性:汚れやすい箇所の掃除のしやすさ
  5. 保証・アフターケア:施工後の保証期間(1〜2年が一般的)

💡電気配線や下地補強など、工事中に追加費用が出るケースもあります。 予算+10%〜20%ほどを目安に余裕を持たせておくと安心です。

④ 施工開始〜完了までの期間目安

プラン確定後はいよいよ施工開始です。 工事内容によって日数は異なりますが、以下が一般的な目安になっています。

規模 内容 施工期間の目安
小規模 壁面収納・スライド棚の設置など 約1日〜3日
中規模 カウンター下・階段下など造作含む 約3日〜5日
大規模 間仕切り・照明・床工事を含むウォークイン 約5日〜10日

💡施工中はキッチンや洗面の一部が使えなくなる場合もあるため、 生活動線や家事スケジュールを調整しておくとスムーズに施工が進みます。

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失敗しないための注意点|ありがちな後悔ポイント

せっかく収納を作ったのに使いづらいと、「整理整頓したくても気が重くなる…」と思うのは当然です。

パントリーを後付けしたけど、ここを考えてなくて大後悔!というポイントを 3つまとめてみました。

扉や通路の開閉スペースは余裕をもって

よくある後悔ポイント
  • 🌀生活感を隠すために収納扉をつけたのに、扉が壁や冷蔵庫に当たってしまい気になる
  • 🌀収納のせいで通路幅が狭くなってしまい、家族がすれ違うたびにストレス

💡家族が「使う動線」を紙に書いて、開閉時の動作をシミュレーションしてみましょう。

事前に意識したいポイント
  • ⭕通路は60cm以上を確保(75cm以上が理想)
  • ⭕折れ戸や引き戸タイプなど、扉の種類も数パターン視野に入れる
  • ⭕スライド棚やロールスクリーンでスペースを有効活用

換気・照明を忘れずに設計しよう

よくある後悔ポイント
  • 🌀パントリー内が暗く、奥の物を見つけにくい
  • 🌀湿気で食品が劣化してしまい、カビ臭が発生してしまった

💡照明の色温度は「昼白色(約5000K)」を選ぶと、食材の色が自然に見える!

対策として意識したいポイント
  • 照明は人感センサー付きLEDライトがおすすめ(電気工事不要タイプも可)
  • ⭕階段下や洗面近くでは通気口+除湿剤+小型換気扇など数種類を組み合わせる
  • ⭕壁面タイプでも棚の上部に照明を1灯追加するだけで格段に使いやすくなることも

収納棚の奥行きは「40cm以下」が基本

よくある後悔ポイント
  • 🌀奥に収納した物が取り出せず、賞味期限切れの食品が増えてしまった
  • 🌀棚が深すぎて圧迫感が出てしまった

💡奥行きを減らして棚段数を増やす方が、見やすく整理しやすくなります。 特に階段下や壁面タイプでは、浅くて多段が鉄則です。

設計時に意識したいポイント
  • 食品・調味料は奥行30〜35cmで十分
  • ⭕下段の大きな家電やペットボトルのみ奥行40cm前後
  • ⭕奥行が深い場合はスライド棚や引き出しトレーを導入して使いやすく

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まとめ|パントリーリフォームで叶える「すっきり暮らし」

パントリーはリフォームでも後から作ることのできる、生活を少し豊かにしてくれる収納空間です。 壁の一部や階段下、カウンターの下など、家の中の小さな余白を活かすだけで、毎日の家事がぐんとラクになります。

リフォームを考えるときは、どんな物をどのくらいしまいたいか、どんな動線なら使いやすいかを思い描いてみてください。 そして何よりも、「自分と家族にとって心地いい暮らし」を基準にして、パントリーを設計していくことが大切です。

日常の暮らしに使いやすいパントリーを取り入れて、毎日の「ちょっと面倒」を「ラク」に変えてみませんか?

大工のおっちゃん工房 監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士
パントリーを考える場合、しまう(見えなくする)という事より、ここに置いておけばこれに便利!を考えましょう。 棚が基本ですが、透明収納ボックスを重ねて、纏めて出せるもの、というものも考えて、空間を作るのも1つの手ですね。 自分の使い安いように楽しく設計してみてくださいね。

大工のおっちゃん工房 監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士
大工として40年、一級建築士として30年以上の経験を持つ建築のプロフェッショナルです。 大手ハウスメーカーやゼネコン工事、特殊杭工事や舗装工事JVに参画し、1,000件超の建築に携わってきた実績があります。 構造計算・混構造・旅館業用途変更にも強く、設計から現場まで一貫対応できる総合建築アドバイザーとして活動しています。

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