【最新版】畳の張替え費用相場と選べる3つの張替え方法┃自然素材と化学素材の違いを比較!
最終更新日:2026年2月3日

「畳の張替え」と聞くと、昔ながらのい草畳を思い浮かべる方は多いかもしれません。 しかし現代の住まいでは、ライフスタイルや好みに合わせて、自然素材だけでなく化学素材の畳も広く使われるようになっています。
見た目は似ていても、使い心地や耐久性、費用面には大きな違いがあります。 本記事では畳を張替える際に選べる主な3つのオプションと、それぞれの素材が持つメリット・デメリットをわかりやすく比較します。
張替えのタイミングや予算、生活環境に合った最適な畳選びのヒントをお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
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畳の素材や構造は?

畳は日本ならではの床材として、古くから和室の象徴的な存在として親しまれてきました。 見た目の美しさだけでなく、調湿性や断熱性など機能面でも優れた特徴を持ちます。
現代でも住宅のリフォームや新築の際に使われており、その素材や構造の進化が注目されています。
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監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士 - 畳は日本ならではの床材として、古くから和室の象徴的な存在として親しまれてきました。 見た目の美しさだけでなく、調湿性や断熱性など機能面でも優れた特徴を持ちます。 現代でも住宅のリフォームや新築の際に使われており、その素材や構造の進化が注目されています。
昔ながらの畳に使われる素材とその構造

伝統的な畳は、すべて自然素材で構成されています。 畳の芯にあたる部分は「畳床(たたみどこ)」と呼ばれ、乾燥させた稲藁(いねわら)を何層にも重ねて圧縮したものが使用されます。
この畳床の上にはい草を丁寧に織った「畳表(たたみおもて)」が張られ、肌触りの良さと香りの良さが特徴です。 さらに畳の両端には「畳縁(たたみべり)」という帯状の布が縫い付けられ、装飾性と耐久性を兼ね備えています。
こうした自然素材でできた畳は、湿気を吸ったり放出したりする機能もあるため、日本の気候に非常に適しています。 ただし定期的な表替えやメンテナンスが必要であり、虫害のリスクにも注意が必要です。
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監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士 - お住いの地域で、江戸間、京間、中京間とあり、江戸間は小さく、京間は大きく間取りが出来ています 新築の場合、現代は中京間で設計しています(中京間1820㎜×910㎜)
素材のバリエーションが豊富な現代の畳

近年の畳は見た目は従来のままでも、内部に使用される素材が大きく進化しています。 畳床には藁の代わりに、ポリスチレンフォームや木質繊維を圧縮したインシュレーションボードなどの人工素材が使われることが一般的となりました。
これらの素材は軽量でカビやダニの発生が抑えられるだけでなく、加工がしやすいためマンションなどにも導入しやすいです。 また畳表も従来のい草ではなく、耐久性の高い和紙やポリプロピレン製の樹脂素材が登場し、水や汚れに強く、色あせしにくくなりました。
こうした畳はアレルギー対策や小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できます。 見た目は伝統的な趣を残しながら、機能性に富んだ現代畳が住空間を一層快適にしています。
縁のない畳も登場

近年インテリアのトレンドとして注目を集めているのが、「縁(へり)のない畳」です。 従来の畳では畳表を畳床に固定するために畳縁が必要でしたが、縁なし畳はその縁を取り除いたフラットな仕上がりが特徴です。
もともとは沖縄地方で使われていた「琉球畳」に由来しており、「七島イ」という丈夫な草で作られていたため、縁を必要としなかった背景があります。 現在では和紙製や樹脂製の耐久性に優れた畳表を使うことで、ヘリなしでも十分な強度と機能性を保つことが可能です。
この縁なし畳はシンプルでモダンな見た目が好まれ、リビングの一角に和のアクセントとして設置されるケースも増えています。 ただし本物の琉球畳は高価で、導入コストが高めである点には注意が必要です。
それでも空間に統一感をもたらし、開放感のあるインテリアを実現したい方にはおすすめです。
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畳 張替えの種類と種類別参考価格

畳の張替えには、種類ごとに特徴・張替えに適したタイミング・価格帯があります。 畳の劣化具合や望む仕上がりに応じて、最適な張替え方法を選ぶことが重要です。
ここでは代表的な張替え方法の種類と、その参考価格をわかりやすく紹介します。
表替え:最も手軽に畳をリフレッシュ

畳の張替えでもっとも一般的な方法が、「表替え」です。 これは畳の芯材である畳床をそのまま活かし、表面の畳表だけを新しいものに交換する施工方法です。
費用相場は1枚あたり4,000円から10,000円ほどで、使う畳表の素材によって価格差が生じます。 たとえば安価な中国産い草は5,000円前後、国産の高品質ない草を選べば1万円を超えることもあります。
工事期間は数時間から1日程度で済むため、短時間でのリフレッシュに最適な手法といえるでしょう。 部屋全体の印象を手軽に変えたい場合にもおすすめで、新しい畳の香りによって空間が一新される感覚を味わえます。
裏返し:使用頻度が低い畳に適した経済的な方法

「裏返し」は、すでにある畳表を一度剥がし、その裏側を表として再利用する方法です。 新調から3〜5年以内で、比較的使用頻度の少なかった畳に適してます。
費用相場は1枚あたり3,000円〜5,000円程度とされており、もっとも安価な張替え方法のひとつです。 ただし裏面がきれいな状態であることが条件となるため、シミや日焼け、カビの発生がある場合には裏返しは不向きです。
また裏返しの実施は基本的に1回のみで、その後は表替えや新調が必要となります。 経済的ではあるものの、畳の寿命を延ばす「つなぎ」の手段と捉え、メンテナンス計画を立てることが大切です。
新調:芯材からの総入れ替えで新品同様に

「新調」は、畳を芯材の畳床からすべて新品に取り替える方法で、もっとも大がかりな張替えです。 長年使った畳や、湿気やダニによる劣化が激しい場合には新調が最適です。
費用の目安は、1枚あたり12,000円〜20,000円ほどで、畳表と畳床の品質によって変わります。 たとえばポリスチレンフォーム製の軽量畳床や、和紙表を使ったものは耐久性に優れる一方、費用が高めです。
新調を行うと、畳の感触・弾力・香りすべてがリフレッシュされるため、まるで新築のような快適さが戻ってきます。 費用は高めでも、その価値は十分にある施工方法です。
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監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士 - 本畳の場合は1年に1回は天日干しなどして、畳内にいるダニやほこりを綺麗にするという事をやっていましたが、 今の畳はそういうメンテナンスをしない代わりに畳自体を交換してしまう方も多いようですね
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畳 張替えのリフォームで後悔しない費用ポイント

畳の張替えは、見た目の美しさを保つだけでなく、快適な住環境を維持するためにも重要なリフォームです。 しかし想定外の出費が発生しやすいため、あらかじめ注意点を押さえておく必要があります。
ここでは畳張替えで後悔しないための3つのポイントを紹介します。
素材ごとの価格差に注意して選ぶ

畳の張替え費用は、使用する畳表や畳床の素材によって大きく変わります。 たとえば一般的な中国産のい草を使った畳表は安価で、表替えであれば1枚あたり4,000円前後で施工可能です。
一方で国産の高品質ない草や和紙・樹脂を使用した素材は、1枚10,000円を超えます。 畳床も、藁床より軽量で扱いやすいポリスチレンフォーム製やインシュレーションボード製のほうが安く済む傾向です。
施工前に業者と相談し、どの素材を選ぶかで価格と耐久性のバランスを比較することが大切です。 予算だけで決めるのではなく、使用年数や使用頻度に応じて選ぶことが費用を無駄にしないポイントです。
業者ごとの価格設定の違いを比較する
同じ施工内容であっても、業者によって提示される費用にはばらつきがあります。 これは素材の仕入れルートや人件費、作業工程の違いによって生じるものであり、特に個人経営の畳店と大手リフォーム業者では価格設定が異なることが多いです。
事前に複数の業者から見積もりを取ることで、相場より高すぎる費用を避けられます。 また見積もりの際には、「材料費・施工費・搬入出費用・処分費」などが明記されているかを確認しましょう。
不明瞭な項目があると、後から追加費用が発生するリスクがあります。 見積もり内容に納得がいかない場合は、遠慮せずに質問することがトラブル回避につながります。
見落としがちな追加費用も考慮する
畳の張替えには、畳そのものの施工費以外にも発生する費用があります。 たとえば家具の移動費や古い畳の処分費、またマンションなど集合住宅では養生費や共用部の作業申請料が必要になることもあります。
こうした費用は見積もりに含まれていない場合があるため、施工前に確認が必要です。 畳の下に湿気やカビが見つかった場合は、追加で床の補修が必要になるケースもあります。
このような想定外の出費に備えて、予算には1〜2割程度の余裕を持つことをおすすめします。
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畳 張替えの選び方や素材別メリット・デメリット

畳の張替えは、素材や構造によって多くの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。 選ぶ際には、ライフスタイルや予算、住まいの環境に合ったタイプを見極めることが重要です。
ここでは代表的な畳の素材と、それぞれの特徴を詳しく比較していきます。
自然素材の畳:伝統的で心地よいが湿気には注意
昔ながらの畳は、藁床にイ草の畳表を張った構造が主流です。 この自然素材の畳は、肌触りが柔らかく空気を通しやすいため、湿度調整に優れています。
また天然素材ならではの香りや質感も人気で、リラックス効果を求める方には特におすすめです。 しかし湿気を吸いやすくカビやダニが発生しやすいため、定期的な換気やメンテナンスが欠かせません。
さらに重さがあるため搬入出が大変で、処分時にも追加費用がかかることがあります。 自然素材を選ぶ際には、設置する部屋の通気性や清掃頻度を確認しておくと安心です。
化学素材の畳:耐久性と手入れのしやすさが魅力
近年注目されているのが、ポリスチレンフォームやインシュレーションボードなどを使った化学素材の畳です。 これらの畳床は軽量で取り扱いがしやすく、湿気に強いというメリットがあります。
和紙や樹脂で作られたものが登場し、ダニやカビが発生しにくく、色あせもしにくいのが特長です。 小さな子どもがいる家庭や、ペットを飼っている住宅では、掃除がしやすいため重宝されています。
一方で伝統的な畳のような柔らかな踏み心地や香りを求めている方には、やや無機質に感じられるかもしれません。 価格帯は中程度で、耐久性やメンテナンス性を重視する場合に有力なオプションです。
縁なし畳:デザイン性重視の現代空間に最適
最近人気を集めているのが、畳縁を省いたフラットなデザインの縁なし畳です。 琉球畳と呼ばれることもあり、正方形の半畳サイズを交互に敷き詰める市松模様のデザインがスタイリッシュな印象を与えます。
縁がないことで部屋の圧迫感が少なく、モダンなインテリアとの相性が抜群です。 また素材には和紙や樹脂が使われていることが多く、耐水性や耐久性にも優れています。
ただし通常の畳に比べて製作コストが高めで、設置にも手間がかかることがあります。 また畳縁がないぶん摩耗が早くなりやすいため、定期的な点検が必要です。
デザイン性を重視しながら、メンテナンスにも気を配る方に適した畳です。
| 畳の素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 自然素材の畳 |
・柔らかな肌触りと自然な香り ・湿度調整に優れる ・リラックス効果が期待できる |
・湿気に弱くカビ・ダニの原因になりやすい ・重くて搬入・処分が大変 ・定期的な換気や清掃が必要 |
| 化学素材の畳 |
・軽量で取り扱いが簡単 ・湿気に強く掃除がしやすい ・カビやダニが発生しにくい |
・自然素材特有の風合いに欠ける ・踏み心地が無機質に感じることもある ・価格がやや高めにな |
| 縁なし畳 |
・スタイリッシュなデザイン ・空間が広く見える ・耐水性・耐久性に優れる |
・製作コストが高め ・摩耗しやすく定期点検が必要 ・施工に手間がかかる |
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畳 張替えの施工までの主な日数と流れ
畳の張替えには、複数の工程とそれぞれにかかる日数を把握しておくことが欠かせません。 施工をスムーズに進めるためには、事前に流れと作業内容を理解しておくことが重要です。
ここでは、畳張替えの具体的な流れと、各工程にかかるおおよその日数を詳しく解説します。
現地調査と見積もりの確認
畳の張替えを検討する際には、まず信頼できる施工業者に現地調査を依頼する必要があります。 この調査では、畳のサイズ、枚数、部屋のレイアウト、既存の畳の状態を確認します。
さらに床下の湿気や劣化状況、搬出入の動線など細かい部分までチェックが必要です。 調査後、畳の種類(表替え・裏返し・新調)や使用する素材を選定し、詳細な見積もりをもらいます。
その際には費用だけでなく、工期・支払い方法・アフターサービスの内容についても確認することが大事です。
畳の回収・張替え作業
契約完了後、施工当日の搬出作業では、床や壁を傷つけないよう養生作業を行います。 畳床が再利用可能なことを確認したうえで、畳表の張替え作業が始まります。
表替えであれば、畳表と縁(へり)の交換のみで済むため、1日~2日で完了するのが一般的です。 新調する場合には畳の製作から始めるため、工場での加工期間も含めて3日~5日程度かかります。
施工中は、張替え対象の部屋が使用できないため、生活への影響を考慮しなければなりません。
設置・仕上げとアフター確認
新しい畳の張替え作業が終了すると、仕上がった畳が現場に搬入され、丁寧に敷き込まれます。 畳の隙間や傾きがないかを確認し、職人による微調整が行われます。
また畳縁の縫製の状態・色合いの一致・全体のバランスなど、仕上がりのチェックも必要です。 設置完了後には、今後のメンテナンス方法や注意点についての説明があります。
畳の寿命を延ばすための定期的な換気や、重い家具を置く際の工夫についてもアドバイスを受けるとよいでしょう。 最後に保証期間の有無や対応範囲を書面で確認し、施工内容に納得できた段階で完了となります。
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畳のお手入れ方法

消耗品である畳は、新調したら長く快適に使いたいものです。
ここでは日常のお手入れとカビ・ダニ対策に分けて、実践できるケア方法をわかりやすくご紹介します。
日常のお手入れ

畳を長持ちさせるには、こまめな換気と掃除が欠かせません。 掃除機は畳の目に沿ってゆっくりと掛け、同じ箇所を数度往復するとホコリがよく取れます。
拭き掃除にはから拭きが基本で、水拭きをする際は固く絞った布巾を使用してください 。 汚れがひどい場合は水で10倍程度に薄めたお酢を布に含ませ、畳の目に沿って拭き取り、その後しっかり乾かします。
直射日光は畳表を劣化させる原因となるので、カーテンや障子で軽く遮るよう心がけてください。
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監修者:
大工のおっちゃん工房
監修者:一級建築士
1級建築施工管理技士 - ダニやカビ胞子の除去には、高温スチームによる殺菌がベターです。表面だけの掃除だと、中に隠れている害虫やカビは除去出来ません。 一度試してみてください。
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まとめ

畳の張替えは、施工方法や畳の素材によって費用や手間に違いがあります。 自然素材・化学素材・縁なし畳のどれを選ぶか、住まいと生活スタイルに合わせた選択が重要です。
施工の流れや所要日数を把握したうえで満足できるリフォームを達成することが大事です。 この記事を参考に、最適な畳張替えの方法を見つけましょう。
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監修者:
大工のおっちゃん工房
一級建築士
1級建築施工管理技士 - 大工として40年、一級建築士として30年以上の経験を持つ建築のプロフェッショナルです。 大手ハウスメーカーやゼネコン工事、特殊杭工事や舗装工事JVに参画し、1,000件超の建築に携わってきた実績があります。 構造計算・混構造・旅館業用途変更にも強く、設計から現場まで一貫対応できる総合建築アドバイザーとして活動しています。
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