給湯器の交換はいくらかかる?給湯器の種類や選び方、費用ついて解説
最終更新日:2026年9月25日

給湯器は、毎日生活の中で繰り返し使うものです。給湯器の調子が悪くなったり、お湯がでなくなった時、業者に来てもらっても直らない場合は給湯器の交換が必要となります。
「給湯器の交換が必要になった場合には、どのくらいの費用がかかるのだろう。」「どのような種類があるのだろう。」と不安や疑問が出てきます。
この記事では、給湯器交換の費用相場や種類、選び方、後悔しないための注意点を解説します。給湯器交換の費用を知りたい、給湯器交換で後悔したくないとお考えの方は、ぜひ最後までご一読ください。
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給湯器交換の費用相場
はじめに給湯器交換の費用相場について解説します。給湯器交換の費用は、給湯器の種類や機能などにより費用が変動します。
ここでは給湯器交換の大まかな費用の目安として参考にしてください。
給湯器交換の種類別の相場費用
給湯器交換は、次の3つの種類があります。
- 給湯器交換の種類
-
- ガス給湯器
- 電気給湯器
- 石油(灯油)給湯器

給湯器交換の種類別にみた交換費用相場は、次のとおりです。
| 種類 | 交換費用相場(4人家族と想定) |
|---|---|
| ガス給湯器 | 約60,000円~260,000円 |
| 電気給湯器 | 約250,000円~700,000円 |
| 石油(灯油)給湯器 | 約100,000円~260,000円 |
なお、給湯器交換の種類や使用人数、機能などによっても費用は変動するため、注意が必要です。
監修者:Mashi
一級建築士
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士- 費用の幅が広くて戸惑う方も多いと思いますが、これには理由があります。給湯器には「号数」という給湯能力の単位があり、4人家族であれば20号が標準です。ただ、キッチン・浴室・洗面台を同時に使う機会が多い家庭では、20号だとお湯の勢いが落ちると感じることがあります。そういった場合は24号を選ぶと余裕が出ます。
見積もりで注意してほしいのは、本体価格と工事費が一括で提示されるケースです。内訳が見えないまま契約してしまうと、後から「標準工事以外の費用が別途かかります」と追加請求されることがあります。必ず「本体代・工事費・処分費」を分けて明示してもらうよう、最初に確認することをお勧めします。
昨今の物価高騰や人手不足の影響により、給湯器交換工事の費用は上昇傾向にあります。また、工事業者の繁忙化により、お客様の希望するスケジュールで交換工事が行えないケースも増えています。
給湯器が完全に故障してしまうと、お湯が使えなくなり日常生活に大きな支障をきたします。そのため、あらかじめ交換費用の目安を把握し、将来的な入れ替えに備えておくことが重要です。
「お湯の温度が安定しない」「異音がする」「エラー表示が頻繁に出る」など、少しでも異変を感じた場合は見過ごさず、早めに専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。
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給湯器交換の種類と種類別参考価格
給湯器交換は、種類や機能によって価格は変動します。
ここでは、給湯器交換の種類と給湯器の機能について解説します。

給湯器の種類は、主に次の5つです。
- 給湯器の種類
-
- ガス給湯器
- エコジョーズ
- 電気温水器
- エコキュート
- 石油(灯油)給湯器
交換する給湯器の種類、機能により費用は変動します。
一般的な給湯器交換の種類、機能の種類別の費用相場
一般的な給湯器交換の種類、機能の種類別の費用相場は下の表のとおりです。
4人以上用【ガス給湯器、エコジョーズの種類、機能、交換費用相場】
| 種類 | 機能 | 費用相場 |
|---|---|---|
| ガス給湯器 | 給湯専用 | 約60,000円~160,000円 |
| ガス給湯器 | オート | 約120,000円~220,000円 |
| ガス給湯器 | フルオート | 約130,000円~250,000円 |
| エコジョーズ | 給湯専用 | 約130,000円~180,000円 |
| エコジョーズ | オート | 約160,000円~230,000円 |
| エコジョーズ | フルオート | 約190,000円~260,000円 |
3~5人用【電気温水器、エコキュートの種類、機能、交換費用相場】
| 種類(容量) | 機能 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 電気温水器(370L~460L) | 給湯専用 | 約250,000円~350,000円 |
| 電気温水器(370L~460L) | オート | 約300,000円~500,000円 |
| エコキュート(370L~460L) | フルオート | 約310,000円~700,000円 |
【石油(灯油)給湯器、機能、交換費用相場】
| 種類 | 機能 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 石油(灯油)給湯器 | オート | 約100,000円~200,000円 |
| 石油(灯油)給湯器 | フルオート | 約180,000円~260,000円 |
給湯器の種類別の特徴
給湯器の種類別の特徴は、次のとおりです。
ガス給湯器
ガス給湯器は、都市ガスやプロパンガスを燃焼させて、発生する熱で水を温め、お湯を沸かします。多くの家庭で使用されています。
エコジョーズ
エコジョーズは、ガスを使用します。ガス給湯器と比べてもエネルギー消費効率がよく、省エネ性に優れています。ガス使用量も抑えられるため、ガス代の節約ができます。
電気温水器
電気温水器は、貯水タンク内のヒーターの熱により、水を温め、お湯を沸かします。設置が簡単で、使い勝手が良い。
エコキュート
エコキュートは、電気を使用します。電気給湯器よりエネルギー消費効率が良く、こちらも省エネ性に優れます。電気使用量も抑えられるため、電気代の節約ができます。
家庭で電気を使用しているか、ガスを使用しているかでエコキュート、エコジョーズと分かれます。
石油(灯油)給湯器
石油(灯油)給湯器は、名のとおり燃料が石油や灯油の給湯器です。ガス給湯器や電気温水器よりランニングコストが抑えられることから、冬場に光熱費が高くなりやすい寒冷地で利用されています。
監修者:Mashi
一級建築士
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士- 種類を変える場合に見落とされやすいのが、設置スペースと既存インフラとの兼ね合いです。たとえばエコキュートへの切り替えを検討する際、貯湯タンクは370L〜460Lと大型になるため、屋外に相応のスペースが必要です。「カタログで見て良さそうだったのに、いざ工事になったら置き場所がなかった」というケースは現場でも珍しくありません。
エコキュートを新規で設置する場合、土間コンクリートの追加設置が必要になるケースもあるので事前に確認が必要です。
給湯器の機能
給湯器の機能の特徴は、次のとおりです。
給湯専用
給湯専用は、給湯器に保温機能や追い焚きの機能がないシンプルなもので、浴槽に給湯用の穴が開いていないお風呂に給湯専用の給湯器を設置します。機能が絞られている分、費用を抑えられます。
オート
オートは、ボタンを押すことで予め設定された量と温度のお湯はりができ、保温や追い焚きまで自動で行います。自動のたし湯機能がないため、お湯が少なくなった時は手動でたし湯ボタンを押して、お湯を追加します。
フルオート
フルオートは、ボタンを押すことで設定された量と温度のお湯はりができ、保温や追い焚き、たし湯まですべて行います。お湯が少なくなった時は、自動でお湯を追加します。

監修者:Mashi
一級建築士
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士- 「オートとフルオートのどちらにすべきか」という質問は、現場でもよく受けます。私がお伝えしているのは、家族の帰宅時間がバラバラかどうかを基準にするとわかりやすい、ということです。全員がほぼ同時に入浴するご家庭ならオートで十分ですが、深夜帰宅が多い家庭では追い焚きの頻度が高くなるため、フルオートのほうが使い勝手が良くなります。
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給湯器交換で後悔しない費用ポイント
給湯器交換で後悔しない費用ポイントは、次の3つです。

- 給湯器交換で後悔しない費用ポイント
-
- 自分の家庭に最適な給湯器や機能を選択する
- 給湯器交換の予算と工事のスケジュールを事前に確認しておく
- 給湯器交換の施工実績が多い施工業者を選ぶ
自分の家庭に最適な給湯器や機能を選択する
自分の家庭に最適な給湯器や機能を選択することが後悔しないためのポイントです。使用する人数やライフスタイルにあわない給湯器を選んでしまうとお湯が足りなくなって困るといったことがあります。
後々、後悔しないために家庭の人数、使用する湯量に応じた給湯器を選びましょう。
また、給湯機能も給湯専用、オート、フルオートといったものがあります。自分の家庭に必要な機能を見極めることも後悔しないためのポイントです。
給湯器交換の予算と工事のスケジュールを事前に確認しておく
給湯器交換の予算とスケジュールを事前に確認しておくことも後悔しないためのポイントです。給湯器の容量などによっても費用は大きく変わります。
給湯器の価格や容量などを調べず、給湯器交換してしまうと予算以上に費用が高くなるでしょう。予算を大幅に超えてしまわないよう、注意しましょう。
また、工事のスケジュールを確認します。
給湯器交換まで生活に支障が出る場合がありますので、工事のスケジュール期間などを施工業者に確認しましょう。
給湯器交換の工事には、立ち合いが必要なため、自分のスケジュールを開けておきましょう。
給湯器交換の施工実績が多い施工業者を選ぶ
給湯器交換の施工実績が多い施工業者を選ぶことが、後悔しないためのポイントです。給湯器交換するための予算や家庭で使用する給湯器を決め、見積もりを給湯器交換の施工実績のある複数の施工業者から選びましょう。
複数の施工業者の見積もりや施工実績を比較検討することで、納得した施工業者を選べます。
監修者:Mashi
一級建築士
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士- 給湯器の交換工事は、ガス漏れや不完全燃焼といった重大な事故につながるリスクがあります。『安さ』だけで業者を判断するのは危険です。
それから、給湯器の保証についてですが、メーカー保証(1〜2年)とは別に、施工業者自身が提供する工事保証があるかどうかも確認してみることをおすすめします。工事後に不具合がでても、『メーカーに直接問い合わせてください』と対応を回避する業者も存在します。工事保証があるかどうかは、信頼性を見極める判断材料になります。
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給湯器交換の選び方や種類別メリット・デメリット
ここでは、給湯器交換の選び方や種類別メリット・デメリットを解説します。
給湯器交換の選び方

給湯器交換の選び方のポイントは、次の5つです。
- 給湯器交換の選び方のポイント
-
- 家庭で使用していた給湯器の種類や機能を確認する
- 給湯器の種類別特徴や機能選択する
- 家庭で使用する人数や使用する湯量を確認する
- 給湯器交換を施工する施工業者を選ぶ
- 家族構成に適した給湯器を設置する
給湯器交換のメリット・デメリット
各給湯器交換のメリット・デメリットを紹介します。
給湯器交換にはメリットもありますが、デメリットもあるため、後悔のない給湯器交換になるように施工業者と確認しておきましょう。
メリット・デメリットは下の表のとおりです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ガス給湯器 | ・本体はコンパクト ・お湯切れしない ・お湯が新鮮で飲用可能 |
・ガスが漏れる危険性 ・寿命が短い傾向がある ・断水時は使えない ・停電時は動作しない |
| 電気給湯器 | ・寿命が長い傾向がある ・光熱費が抑えられる ・災害など緊急時にもお湯 が使える ・静音である |
・初期費用が高い ・給湯器のサイズが大きい ・お湯切れが起こる可能性 がある ・水圧が低い |
| 石油(灯油)給湯器 | ・寒冷地で利用しやすい ・ランニングコストが安い ・井戸水対応の機種がある |
・初期費用が高い ・オイルタンクを設置する 場所が必要 ・燃焼時に若干臭いがある ・燃料の補充が必要 |
給湯器交換には、大きなメリットがある一方、デメリットもあります。

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給湯器交換の施行までの主な日数と流れ
給湯器交換の施工までの主な日数と流れについて解説します。
給湯器の種類や機能、工事のスケジュールなどにより施工日数も変わります。事前に施工業者と詳細に打ち合わせをして、予算やスケジュールなどを確かめておきましょう。
施工までの主な日数
給湯器交換の施工の主な日数(目安)は次のとおりです。
- 給湯器交換の施工日数・時間の目安
-
- 給湯器交換にかかる日数は、おおよそ1日~1週間程度
- 給湯器交換にかかる時間の目安は、2~6時間程度
なお、施工日数は、給湯器の種類や機能、給湯器の大きさや設置場所によっても変わります。施工業者のスケジュールは施工の内容によっても変わるため、施工業者に問い合わせて確かめておくことが大切です。
施工までの流れ
- 施工までの流れ
-
- 施工実績が多い施工業者を選び、見積もり
- 予算とスケジュールを確かめる
- 施工業者と契約、打ち合わせ
- 給湯器交換の工事に着手
- 交換した給湯器を確認
- 施工業者へ支払い
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まとめ
給湯器交換は、給湯器の種類や機能、施工内容により費用が大きく変わってきます。また、給湯器交換の工事によって、生活にも影響を及ぼす可能性があります。
理想的な給湯器交換を実現するためには、自分の家庭に最適な給湯器や機能を選択することと施工実績が多い施工業者を選ぶことが大切です。
施工業者と十分な打ち合わせを重ね、不明点など疑問があれば都度解消していくことが給湯器交換を成功させるために必要です。
Mashi
一級建築士
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士- 公式サイト
一級建築士・宅建士として不動産・建築の現場を知るライター&監修者です。住宅リフォームから不動産取引まで、難しい専門知識もわかりやすく、読んで「なるほど!」と思っていただける記事づくりを大切にしています。
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