【保存版】断熱材にはどんな種類がある?性能やリフォーム費用を徹底解説!
最終更新日:2026年6月24日

住宅の快適さを大きく左右するのが「断熱材」です。
断熱性能が不十分だと、夏は熱がこもり冬は冷え込んで、冷暖房費も節約できません。
一口に断熱材といっても種類はさまざまで、性能や価格帯だけでなく工法との相性も考えることが大切です。
この記事では断熱材の種類をはじめ、費用相場や業者の選び方まで知っておくべきポイントを整理しました。
断熱材の特徴を理解して、後悔のないリフォームを実現しましょう。
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断熱材の種類・特徴・参考価格を解説

断熱材にはいくつかの種類があり、それぞれに性能や価格に違いがあります。
代表的な断熱材ごとに特徴や参考価格を見ていきましょう。
グラスウール|コスパと施工性に優れたガラス繊維素材
グラスウールはガラスを細かい繊維状に加工した断熱材で、日本の住宅に最も広く普及している素材です。
断熱性が良く、厚みをしっかり確保すれば安定した性能を発揮できます。
繊維構造により音を吸収する性質があり、防音材としても優秀です。
ガラスが原料のため不燃性は高いですが、湿気には弱いため防湿シートを必ず併用しなければなりません。
施工精度が品質を大きく左右するため、隙間が生じないよう注意しましょう。
1㎡あたりの価格は900円から1,400円程度となります。
監修者:
HARA/Dwell Japan
建築・不動産コンサルタント
メディア運営者- グラスウールは日本の住宅で最もコストパフォーマンスに優れた断熱材ですが、その性能は「大工の施工精度」に大きく依存します。壁の中に押し込む際に、コンセントボックスの裏側に隙間ができたり、無理に潰して詰め込んだりすると、断熱性能は大きく低下してしまいます。さらに、室内側の防湿シートにわずかでも隙間があると、そこから侵入した湿気がグラスウールを濡らし、将来的な内部結露やカビの原因になります。安さだけで業者を選ばず、丁寧な気密・防湿施工を得意とする会社を見極めることが不可欠です。
ウレタンフォーム|高気密で断熱性能の高い発泡素材
ウレタンフォームは現場で発泡させ吹き付けて施工するタイプの断熱材です。
熱伝導率が非常に低いため高い断熱性能があり、湿気を通しにくく結露対策にも効果があります。
気密性が高く遮音性も兼ね備えているため、静かな住環境にピッタリです。
ただし燃えやすく、防火対策をしなければなりません。
経年劣化は少ないものの紫外線には弱いため、施工環境には注意しましょう。
参考価格は1㎡あたり3,000円から6,000円程度です。
ロックウール|耐火防音性能に優れた鉱物系素材
ロックウールは玄武岩などを繊維状に加工した鉱物系の素材で、不燃材であるため劣化しにくい断熱材です。
断熱性能を十分持っており、耐火性にも優れています。
密度が高いため防音効果が強く、静かな室内環境をつくることが可能です。
ただし湿度に弱いため、防湿施工をしなければなりません。
触るとチクチクした刺激を感じることがあるため、施工時には注意しましょう。
参考価格は1㎡あたり600円から1,800円程度です。
フェノールフォーム|軽量で高耐久の硬質系素材
フェノールフォームは、フェノール樹脂を発泡させて板状にした断熱材です。
熱伝導率が極めて低いため高い断熱性能があり、難燃性も備えているため火災時にも延焼しにくい特徴があります。
吸水性が小さいので湿気にも強く、結露やカビのリスクを減らすことが可能です。
ただし価格はやや高めで、他の断熱材に比べると初期コストがかかる点に注意しましょう。
1㎡あたりの価格は3,000円から6,000円程度となります。
羊毛断熱材|エコ建築に適した断熱材
羊毛断熱材(ウールブレス)は自然素材を活用し、環境に配慮した住宅にピッタリの素材です。
高い断熱性をもち、吸音性にも優れているのでさまざまな音域の音を抑えられます。
優れた調湿性も特徴で、湿気を吸収した後に放出する能力があり、結露やカビの発生を防ぐ役割を担います。
ただし、価格は高めであり、扱える施工業者が少ない点には注意しましょう。
参考価格は1㎡あたり2,500円から3,000円程度が目安になります。
セルロースファイバー|自然素材で防音防火性能も高い
セルロースファイバーは古紙を主原料とした自然素材系の断熱材になります。
断熱性能は他の素材と同様に高く、難燃処理が施されて燃えにくいので安全性も高いのが特徴です。
また、繊維の密度が高いため、生活音や外部の騒音を抑える効果があります。
さらに調湿作用により、結露やカビの発生を防ぎ湿気を吸収しても劣化しにくいため、長期間にわたって性能が落ちません。
ただし施工には専門的な技術が必要で、DIYで扱うには難しいため注意しましょう。
1㎡あたりの価格は6,000円から9,000円程度となります。
その他(ポリエステル系・炭化コルク)
ポリエステル系断熱材はリサイクル素材から作られ、安全性と防音性に優れ、一定の断熱性能があります。
他にも、炭化コルク断熱材は高い断熱性と調湿性を持ち、自然素材ながら耐火性にも優れています。しかし、希少性が高いため、価格が高く流通量も限られます。
断熱材まとめ
| 種類 | 特徴 | 参考価格(1㎡あたり) |
|---|---|---|
| グラスウール | ・普及率が高くコスパ良好 ・防音性がある ・湿気に弱く防湿施工が必要 |
900円〜1,400円 |
| ウレタンフォーム | ・断熱性能が非常に高い ・高気密で結露対策にも◎ ・紫外線に弱い |
3,000円〜6,000円 |
| ロックウール | ・耐火性に優れる ・防音性能が高い ・防湿対策必須 |
600円〜1,800円 |
| フェノールフォーム | ・熱伝導率が低く断熱性能◎ ・難燃性が高い ・価格はやや高め |
3,000円〜6,000円 |
| 羊毛断熱材 | ・調湿性に優れる ・吸音性が高い ・施工できる業者が少ない |
2,500円〜3,000円 |
| セルロースファイバー | ・古紙由来の自然素材 ・防音や防火性能に優れる ・施工に専門技術が必要 |
6,000円〜9,000円 |
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どの断熱材がおすすめ?選び方のポイント

断熱材は種類によって性能や耐久性、費用が大きく異なり、最適な選択は建物の構造や住んでいる地域の環境によって変わります。
失敗しない選び方のポイントを見ていきましょう。
住宅の構造や地域の気候に合わせる
木造住宅、鉄骨住宅、RC造など、住宅の構造ごとに適した断熱材は異なります。
たとえば木造なら充填断熱と相性が良いグラスウールが有効です。
また、北海道や東北などの寒冷地では厚みがある高断熱仕様が必要ですが、温暖な地域ではコストを抑えながら適度な断熱性を確保することが重視されます。
自分の住む地域の気候条件と住宅の構造を確認しておきましょう。
施工方法との相性を考慮する
断熱材の施工方法には充填断熱や外張り断熱などがあります。
それぞれの工法に合った断熱材を選ばないと性能を十分に発揮できません。
たとえば外張り断熱ならフェノールフォームやウレタンフォームが向いています。
| 施工方法 | おすすめの断熱材 |
|---|---|
| 充填断熱 | グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー |
| 外張り断熱 | フェノールフォーム、ウレタンフォーム |
| 付加断熱 | 充填用:グラスウール、セルロースファイバー 外張り用:フェノールフォーム、ウレタンフォーム |
施工のしやすさや仕上がり精度にも影響するため、工法との相性を必ず確認しておきましょう。
性能で比較する
断熱性以外にも住み心地に直結するものがあります。
たとえば防音性に優れたロックウールは静かな環境を作りやすく、耐火性に優れるため安全性も高いです。
羊毛などの自然素材系は調湿作用があり、結露やカビ対策に効果があります。
どの性能を優先するか比較検討しながら断熱材を選ぶようにしましょう。
初期費用とランニングコストのバランスを取る
断熱材は安価なものを選ぶと初期費用は抑えられますが、性能が低いと冷暖房効率が悪くなり光熱費が増える恐れがあります。
逆に高性能な断熱材は導入コストがかかるものの、冷暖房費の削減や結露防止による建物寿命の延長など、長期的には経済的です。
初期費用だけでなく、10年・20年先を見据えたトータルコストで判断しましょう。
監修者:
HARA/Dwell Japan
建築・不動産コンサルタント
メディア運営者- 住宅リフォームにおいて、キッチンや洗面台などの『設備』は、10〜15年後のライフステージの変化に合わせて比較的簡単に最新のものへと交換が可能です。しかし、壁の中にある『断熱材』を後からすべて入れ替えるとなると、一度壁や床の仕上げを完全に剥がす必要があり、大規模な工事(実質的なスケルトンリフォーム)になってしまいます。だからこそ、初期の予算配分では、後からいつでも変えられるインテリアよりも、後からでは変更が極めて困難な『断熱材の性能』に予算を最優先で配分することが、将来のトータルコストを抑える秘訣です。
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断熱材のリフォーム工法と特徴

断熱材の性能は種類だけでなく、施工方法によっても大きく変わります。
代表的な工法と特徴を見ていきましょう。
充填断熱|壁や柱の間に詰める工法
柱や壁の間に断熱材を詰め込む、最も一般的な工法です。
比較的低コストで導入できるため、木造住宅では広く採用されています。
グラスウールやセルロースファイバーなど繊維系の断熱材がよく使われ、施工方法によって仕上がりの性能が変わります。
断熱材をきちんと密着させないと隙間から熱が逃げ、期待した効果が得られません。
結露やカビの原因にもなるため、丁寧な施工が欠かせない工法です。
外張り断熱|建物全体を外側から覆う工法
建物の外側にボード状の断熱材を張り付け、家全体を覆う工法です。
柱や梁ごと断熱層で包み込むため、熱の逃げ道が少なく断熱性能は非常に高くなります。
室内の温度差が小さくなり、冬は暖かく夏は涼しい快適な環境をつくれる点が大きな特徴です。
また、壁の中に湿気がこもりにくく結露対策にも有効ですが、施工に時間と手間がかかり外壁材との調整も必要になるため費用は安くなりません。
高性能な断熱を重視する方には適した工法です。
付加断熱|充填+外張りを組み合わせた高性能工法
壁の中に充填断熱を行った上で、さらに外側に外張り断熱を加える工法です。
断熱性や防露性に優れ、省エネ効果も高いのがポイントになります。
ただし工期や費用が増えるため、長期的な快適性を重視する住宅向きであることを覚えておきましょう。
| 工法 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 充填断熱 | ・最も一般的で低コスト ・木造住宅で広く採用 ・繊維系断熱材に多い |
・隙間があると効果減 ・結露やカビの原因にも |
| 外張り断熱 | ・柱や梁ごと覆い高断熱 ・結露対策にも有効 ・室内の温度差が小さい |
・施工に時間がかかる ・費用高め |
| 付加断熱 | ・充填断熱+外張り断熱 ・断熱性や防露性が非常に高い ・省エネ効果が大きい |
・工期が長く費用も高い ・高性能住宅向け |
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断熱材リフォームの費用相場

断熱リフォームの費用は、建物の規模や工法、使う材料によって大きく変わります。
費用の目安や内訳を詳しく見ていきましょう。
全国的なトータル平均費用|数十万円〜400万円以上
断熱リフォーム全体の費用は、一戸建てでおよそ100万円から300万円程度が一般的です。
部分的な施工であれば数十万円に収まる場合もありますが、外張り断熱や付加断熱など大規模な工事では400万円を超えるケースも珍しくありません。
部位別の費用相場|5万円〜150万円
断熱材を入れる部位によって費用は大きく異なります。
- 部位別の費用相場
-
- 壁の断熱工事:50万円〜150万円
- 天井や屋根の断熱工事:20万円〜80万円
- 床下断熱工事:30万円〜100万円
- 窓の断熱リフォーム:1か所あたり5万円〜15万円
断熱する部位を適切に選び、予算を超えないようなリフォームを実施しましょう。
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DIYと業者依頼の違い

断熱材の施工は、DIYで取り組むことも可能ですが、仕上がりや安心感を求めるなら業者に依頼する選択も重要です。
それぞれの特徴を知り、自分に合った方法を判断しましょう。
DIYでできるのはシンプルな作業
床下や天井裏など、比較的構造がシンプルな場所であればDIYでも断熱材を敷き込むことは可能です。
材料費だけで済む分コストは安く抑えられますが、仕上がりにムラが出やすく、隙間や厚み不足があると性能が大きく落ちてしまいます。
また、湿気対策や防火基準を守らなければ安全性を損なうおそれがあるため注意が必要です。
業者依頼は仕上がりが良く保証もある
専門業者に依頼すれば、建物の構造や環境に合わせて最適な工法を提案してもらえます。
費用こそかかりますが、DIYよりも短期間で安定した仕上がりになります。
隙間のない施工が可能なため断熱性能が安定し、施工後の保証も受けられるケースがほとんどです。
さらに、自治体の補助金制度を活用できることもあり、結果的に自己負担を軽くすることができます。
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信頼できるリフォーム会社の選び方

断熱リフォームは施工精度によって性能が大きく変わります。
信頼できる業者の選び方をぜひチェックしてください。
断熱リフォームの施工実績が豊富
これまでにどんな断熱工事を手がけてきたかは、業者を見極めるうえで大切なポイントです。
公式サイトに施工事例や費用の目安が載っていれば、仕上がりをイメージしやすくなります。
相談時に具体的な事例を見せてもらえるかどうかも確認しておきましょう。
実績が多い会社ほど、施工の精度や対応力に期待できます。
建築士や有資格者の在籍状況
断熱リフォームを正しく進めるには、建築士や省エネ関連の専門知識が大いに役立ちます。
資格を持つ人が在籍していることを必ず確認しましょう。
保有資格は会社案内や名刺に書かれている場合が多いので、事前にチェックしておくと安心です。
有資格者が関わることで、施工の精度にも期待できます。
提案力と説明のわかりやすさ
信頼できる業者は、施主の要望や住まいの状況に合わせて、複数の工法を比較しながら提案してくれます。
説明の際に専門用語ばかりでなく、図や写真を交えて理解しやすく伝えてくれるかどうかも大切なポイントです。
納得できるまで丁寧に説明してもらえる会社を選ぶようにしましょう。
一方的に特定の工法を押し付けるような業者には注意が必要です。
見積もりが明確
「一式」でまとめられた見積もりには注意しましょう。
思っていた工事が含まれず、追加費用を請求される可能性があります。
最低でも2~3社から見積もりを取り、費用があいまいな業者は避けてください。
単に金額だけでなく、施工範囲や使用する断熱材の種類まで細かく確認することが大切です。
| 費用項目(例) | 内容 |
|---|---|
| 解体費 | 既存の壁や床を撤去する費用 |
| 材料費 | 断熱材や副資材の購入費用 |
| 施工費 | 職人の人件費や工法に応じた施工費用 |
| 設備工事費 | 配管や電気設備の調整・移設に必要な費用 |
| 産廃処理費 | 撤去した建材や廃材を処分する費用 |
| 仮設費用 | 足場設置や養生など一時的な作業環境を整える費用 |
| 諸経費 | 現場管理、設計、運搬費などの雑費 |
保証内容とアフターフォロー
断熱工事は完成直後の状態がいいのか一目で分かりにくいため、保証やアフターサービスが不可欠です。
施工不良や断熱材の不具合に対して、どの範囲まで保証されるのか確認しておきましょう。
定期点検や無料相談といったフォロー体制が整っているかも大切なポイントです。
長く安心して暮らすためには、工事後の対応まで重視する必要があります。
C値やUA値など性能指標の提示
気密性能を示すC値や断熱性能を表すUA値などの数値は、業者を選ぶ際の大切な目安になります。
数値に基づいた正確な施工をしてもらえるよう、こうしたデータを提示できる会社を選びましょう。
測定結果を契約書や報告書に残してもらえるかどうかも確認しておくと安心です。
また客観的な数値が示されることで、完成後の性能が分かりやすくなります。
| 指標 | 内容 | 一般的な目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| C値 | 住宅の気密性を示す数値。家全体にどれだけ隙間があるかを表す。 | 1.0以下 | 値が小さいほど隙間が少なく、冷暖房効率が高まる。 |
| UA値 | 住宅の断熱性能を示す数値。外壁・屋根・床から逃げる熱の量を平均したもの。 | 0.87以下 | 値が小さいほど断熱性が高い。 |
監修者:
HARA/Dwell Japan
建築・不動産コンサルタント
メディア運営者- 断熱性能(UA値)と気密性能(C値)は、どちらか一方が優れていても、もう一方がおろそかであればその効果は半減してしまいます。どれだけ熱を通しにくい最高級の断熱材を使ってUA値を良くしても、施工に隙間があってC値が悪ければ、そこから冬の冷気や夏の熱気が容斥なく侵入し、断熱の効果は大きく損なわれてしまいます。それどころか、その隙間から侵入した室内の湿気が壁の中で冷やされ、建物を腐らせる「壁内結露」を引き起こす原因にもなりかねません。断熱リフォームを成功させるためには、単に「どんな断熱材を使うか(UA値)」だけでなく、「隙間なく丁寧に施工できる技術力があるか(C値)」という両方の指標をセットでクリアできる業者を選ぶことが重要です。
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リフォームの主な流れと日数

断熱リフォームの調査から引き渡しまでの一般的なスケジュールを紹介します。
現地調査・見積もり(1〜2週間)
まずは建物の状態を調べ、壁や天井の構造、既存断熱材の確認です。
その結果、最適な工法や断熱材を提案してもらえます。
複数社に依頼して見積もりを取る場合は、1〜2週間ほどかかるのが一般的です。
しっかり事前調査して見積もり比較することで、追加費用や予算オーバーを防ぐことができます。
契約・資材手配(1〜2週間)
見積もり内容に納得したら契約を結び、使用する断熱材や建材の発注が行われます。
資材によっては取り寄せに数週間ほどかかるケースも少なくありません。
人気製品や特殊工法の場合は余裕を持ってスケジュールしておきましょう。
施工(2〜7日程度)
実際の工事は施工範囲や工法によって日数が大きく異なります。
壁や床の断熱であれば2〜4日程度、外張り断熱のように規模が大きい場合は1週間近くかかることも珍しくありません。
施工中は騒音が発生するため、事前に工期を確認しておきましょう。
完了・引き渡し
工事が終わると担当者と一緒に仕上がりを確認します。
断熱材の施工や不備がないかをチェックし、必要に応じて手直しを依頼してください。
この段階で保証内容やアフターサービスの説明も受けられることが多いです。
問題がなければ正式に引き渡しとなり、施工は完了となります。
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断熱リフォームで注意すべきこと

断熱リフォームは快適性や省エネ効果がアップしますが、工事中や工事後に思わぬ費用が生じることもあります。
あらかじめ押さえておくべき注意点を3つ見ていきましょう。
結露・カビ防止対策
断熱材を厚くしても、内部の湿気によってできるのが結露やカビです。
特に壁内結露は発見しにくく、木材の腐食やシロアリ被害につながることがあります。
防湿シートの施工や換気計画をセットで検討しなければ、快適に過ごすことができません。
監修者:
HARA/Dwell Japan
建築・不動産コンサルタント
メディア運営者- 断熱材を高性能なものに変えて家全体の気密性を高める(隙間をなくす)ほど、室内の空気の循環をコントロールする「換気システム」の重要性が格段に上がります。もし気密だけを高めて適切な換気計画が行われていないと、室内で発生した生活湿気(料理や浴室からの水分)が逃げ場を失い、冷えやすい窓まわりや家具の裏側で一気に結露やカビとなって出てきます。断熱リフォームを行う際は、断熱材の厚みや種類を選ぶだけでなく、「24時間換気の経路が正しく機能するか」まで施工業者にトータルで設計してもらうことが、建物の寿命を延ばす鍵となります。
断熱材の厚みと施工スペースの確認
断熱材は厚みが増すほど性能は高まりますが、設置スペースに限りがあります。
壁の厚みや天井高との兼ね合いで希望通りの断熱材を使えないことも少なくありません。
外張り断熱の場合は外壁材の取り合いも調整が必要です。
設計段階でスペースを十分に確認しておきましょう。
工事中の生活への影響と準備
断熱リフォームは壁や床を開けるため、施工中は騒音や粉じんの影響が避けられません。
数日間は部屋を使えないことも多いため、事前に仮住まいの手配や家具の移動を検討しましょう。
特に家全体を対象とする工事では生活に制約が出るため、事前に家族でスケジュールを共有しておくと安心です。
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よくある質問(FAQ)

断熱材リフォームに関して多く寄せられる疑問を紹介します。
断熱材の寿命はどれくらいですか?
素材によって異なりますが、一般的には20〜40年ほどが目安です。
グラスウールやロックウールは比較的長持ちし、施工精度が高ければ劣化が遅くなります。
発泡系は耐久性が高い一方で紫外線や湿気に弱い場合があります。
断熱リフォームはDIYでも可能ですか?
天井裏や床下にグラスウールを敷き詰める程度であればDIYでも可能です。
ただし隙間なく施工する技術が求められ、仕上がりにムラが出やすくなります。
施行ミスのリスクを減らしたり、大規模に改修する場合は専門業者に依頼しましょう。
家の部位ごとに断熱材を変えるべきですか?
部位によって適した断熱材は異なります。
壁にはグラスウールやロックウール、床下には発泡スチロール系、屋根には吹き込み断熱などが使われます。
全て同じ素材に統一するよりも、場所ごとの特性に合わせて選ぶようにしましょう。
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まとめ|正しい断熱材選びで快適性と省エネを両立
断熱材の種類や工法にはそれぞれ特徴があり、住宅の構造や地域の気候に合わせて選ぶことが大切です。
施工精度や工事方法によっても効果が大きく変わるため、信頼できる業者選びが欠かせません。
さらに補助金も活用することで負担を軽くすることができます。
信頼できる業者を選び、快適さと省エネを叶える「断熱材」を使ったリフォームを始めましょう。
監修者:
HARA/Dwell Japan
建築・不動産コンサルタント
メディア運営者-
HP:https://www.dwell-japan.co.jp/
大手ハウスメーカーにて新築戸建および共同住宅(壁式RC造含む)の営業に従事。現在は独立し、実務経験を活かしたコンサルティングや企画・設計支援を行う。
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